フレンドリーな笑顔に秘められた問題解決への熱い思い。あなたに寄り添う「町の法律の専門家」

松原法律事務所(松原 賢宏先生)

「町の法律の専門家として、弁護士をもっと身近な存在に感じてほしい」と日々、問題解決に奔走する松原 賢宏先生。「優しくて話しやすい先生」と地域の評判も上々のようです。

今回は印象的な相続の解決事例や、相続のトラブルを回避するコツについて伺いました。

インタビュー

松原 賢宏先生
松原法律事務所 松原 賢宏

開業から40年続く松原法律事務所の町弁(まちべん)。依頼者の話を親身に聞き、依頼者が「落ち着いて考えられる気持ち」をつくるれるよう心掛ける。
▶松原法律事務所

相続問題は、個人から受ける依頼で多数を占める

訪れた人がリラックスできる待合室

―相続問題の案件は、どのくらい受けていますか?

全体でいうと20%前後かな。個人から受ける相談では多いほうだと思います。個人からは交通事故や離婚問題などの案件も受けています。

うちは4割くらい法人の仕事もしているんです。中小企業の法律顧問ですね。契約書の作成やチェック、労働者に関わる問題、訴訟案件、清算や事業承継などを対応しています。

―ホームページを見たところ「町弁(まちべん)」と書かれていましたが、どのような意図ですか?

「地域の皆様、個人からの法律トラブルも受け付けています。お気軽にご相談ください」というくらいの意味で記載していますね。弁護士って敷居が高いと感じる方が多いので。もっと弁護士を身近な存在と感じてほしいですね。

遺留分を侵害している遺言書の有効性が争われた事例

―今までで印象に残った相続の事例はありますか?

遺言書の無効を主張された事例ですね。発端は、そもそも遺留分を侵害している遺言書だったんです。依頼者は遺言書によって、財産のほぼすべてを受け取れる立場の方でした。

遺留分とは、一定の相続人に最低限保証される遺産の取得分です。それを侵害している場合、遺留分侵害額請求ができるんです。なので遺留分のもめ事から裁判が始まったんですけど、「そもそもこの遺言書って有効?」って話になりました。

一般的に遺言書があれば、ある程度相続トラブルは防げるはずです。しかし、この事例では遺言書があったのにその有効性でもめたんです。なぜなら遺言書の作成時に初期の認知症の診断が出ていたから。そのため「その遺言書は無効だ」と他の相続人に主張されて。泥沼化していて、相続の開始から考えるとかなり長期化しましたね。

この遺言書は、遺言書で遺言執行者(遺言書のとおりに分配する役割を担う人)を定めていたんですけど、遺言執行者の弁護士も裁判の被告にされてしまって。途中から遺言執行はできなくなりました。私は相続人の代理人として、裁判から関わりました。

―裁判の被告にされるって、弁護士にとっても怖いですよね?

いやもう怖いですよ。遺言執行者って、割とリスクがあるんです。だから遺言執行者に指定いただく場合は、きちんと弁護士報酬をいただいています。

―最終的にどのように解決したんですか?

この骨肉の争いは裁判だけで2年くらいかかりましたが、最終的に裁判官が「遺言は有効じゃないか」という心証の開示(事実認定について裁判官の心中で得られた確信や認識)がありました。

それで遺留分を侵害していた分を返還して和解となりました。その2年間は、いろいろと大変でした。私からしたら、始めからわかりきっている結論なんですがね。

もっとも遺言書を作るときに、最低限遺留分に配慮しておけば良かったですね。そうしていれば、相手方も違う対応だったかもしれません。

―遺言書を作るときには、注意が必要ですね。

今の時代、遺言書のひな形をインターネットで検索すればいくらでも出てきます。それを自分でちょっと変えて、見よう見真似で作れちゃうんですよ。それが自筆証書遺言なんかですと、相続のときに、「遺言書が無効だった」と思わぬ落とし穴にはまるわけです。

なので、そこは弁護士に頼むと良いと思います。専門家に見てもらえば安心できますよね。うちは遺言書の作成は定額でやっています。費用は思ったほどかからないと思いますので、ぜひご相談に来てもらいたいですね。

生前から相続対策をすることで、後の紛争を防げる

―遺言書など事前に対策をしておくことで、相続トラブルを回避できますね。

そうですね。弁護士をしていても、相続トラブルが起こるとそれまで仲の良かったご家族、ご兄弟の縁が切れてしまうのを何度も見てきているんですよ。そういうのはすごく悲しいですよね。

そういったのを見るといつも「財産を残して亡くなった御両親は、絶対こんな争いを望んでいなかっただろうな」と思うんですよ。自分にも子どもがいるのでわかります。

なので「遺言書を作ったほうが良いですよ」って弁護士から発信する必要があると思っています。「費用もそんなにかかりません」というのも含めてね。

―遺言書を作るのは、ちょっと面倒なイメージがありますが…?

確かにそうですね、少し面倒かもしれません。ただ裁判でもめたときの面倒さと比較すると、全然ラクですから。費用も手間も桁違いです。

借金の方が多い場合でも相続されてしまうので、借金を生前に整理しておけば相続放棄などをして、子どもの負担が減らせますよね。もしくは自己破産をするとか。そういったことも含めて困っていることがあれば弁護士に相談してほしいです。

それこそ敷居の低い、町の弁護士を活用してください。うちは初回30分無料で法律相談ができますから。話をして解決への方向性がわかれば、ご自身でできることはしてもらって。こちらでお手伝いできることは弁護士に頼ってもらえればと思います。

相談だけでも大丈夫ですよ。余計な費用をかける必要はありませんし、それで問題が解決すれば、こちらも嬉しいです。

依頼者とコミュニケーションを取りながら、最善の着地点を探る

松原法律事務所 会議室
清潔感のある、落ち着いた会議室

―相談者と話すときに、意識することはありますか?

私はおしゃべりなんですよ。話好きでついつい話しすぎてしまう。だから「相手の話を聞かないと」といつも気を付けてます。「聞こう、聞こう」と親身になって相談者の話を聞くことを意識しますね。

あとは弁護士との相性もあると思います。私は割と素で話しているんです。こちらが取り繕っていると相談者も本音が言いにくい、逆の立場で考えたときそう思うんです。初回相談をして「この先生は話しやすい」と思えれば、相性は悪くないのではないでしょうか。

―遺産分割協議や調停の場では、松原先生はどのように依頼者や相手方とやり取りをしますか?

依頼者の頭に血が上っているときは、私は話を聞いて、落ち着かせたいタイプですね。最終的にうまく解決して、相続人の人間関係が保たれるようにしたいと思っています。ですが、それはなかなか難しいです。

相手方に聞く耳がないとき、どうにもならなければ、裁判になってしまうのでキツめにやります。ケースバイケースですが、相手方への対応も基本的にソフトだと思います。でも、NOを言うべきときは、当然NOと言う。不当な要求を承諾する必要はありません。

でもそれ以上に相手を逆撫でしたり、挑発的なことは言いません。あくまで淡々とやります。弁護士は紛争を解決するのが仕事ですから。

相談を検討している人へのメッセージ

―最後に、弁護士への相談を検討している方へメッセージをお願いします。

まず、弁護士に相談したら必ず依頼しなければならないわけではありません。「こんなこと相談して良いのかな」「恥ずかしいな」と思うかもしれませんが、大丈夫です。ひとりで悩んでいても解決には繋がりません。ぜひ、相談に来てください。

実際に弁護士に依頼する場合、費用は決して安くないですよね。でも弁護士を頼ることでその何倍のリターン、費用以上のものが得られるはずです。

できれば亡くなる前に遺言書作成の相談に来てほしい。でも、すでに相続が起こり紛争が始まっている、または始まりそうな方もぜひ相談に来てくださいね。少しでも力になれるよう全力を尽くしますから。

―とても心強いお言葉で、気持ちが軽くなりました。ありがとうございました。

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この記事を書いた人

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