経験豊富な、相続に強い弁護士
遺産分割・遺留分侵害額請求を多数、取り扱っています。交渉・調停・審判・訴訟いずれも経験豊富です。
また、司法書士・税理士・不動産鑑定士等の専門家や不動産業者との連携も可能です。お気軽にご相談くださいませ。
相続問題のお悩みはぜひご相談ください
料金体系
相談料
初回・予約・面談による相談は1時間まで0円/他は30分ごと5,500円遺言書作成
11万円~後見申立て
15万円遺産分割
- 着手金20万円~
- 報酬金30万円~
遺留分侵害額請求
- 着手金20万円~
- 報酬金30万円~
【定休日】
なし
過去の相談事例
ケース1
【相談内容】
ご相談者は、被相続人との関りは一般的なものにとどまりましたが、相手方は、昔ながらの気質のご長男といった方。被相続人の家業や身の回りの世話を一手に引き受けてきたこともあり、多種の寄与分の主張を強硬にしていました。
そのため、ご相談者は、相手方から遺産分割は辞退するよう求められていました。
【解決】
相手方は被相続人の晩年、被相続人の財産管理も行っていた様子でした。その管理方法を調査したところ、使途不明な支出が散見されました。
私のほうで法的な組み立てをし、相手方の主張する寄与分は認められない、仮に認められるとしても一部に過ぎない、また、不法行為、不当利得ないしは特別受益があるため、むしろご依頼者のほうが多くの遺産を取得することとなる旨、交渉しました。
相手方も弁護士を立て、調停に至ってしまいましたが、寄与分に対する反論、及び使途不明な支出に関するこちらの主張立証が功を奏し、相手方代理人も大幅な譲歩を見せたため、無事、依頼者の納得する形で調停を成立させることができました。
ケース2
【相談内容】
本件は相続人4名の事案。ご相談者様は、相続人の中ではおひとりだけ疎遠な立場に置かれた方でした。
相手方らは今後も遺産の利用に拘りそうであるものの、相談者の相続分に見合う代償金の支払いの能力はなさそうであり、更に、遺産不動産は他の建物と接合しているものがあり、単独での売却が難しいと思われる状況でした。
【解決】
売却が困難に思われる不動産については、事前に私の知り合いの不動産業者に売却可能性の確認をとっておりました。私の知り合いの不動産業者には、一般の不動産業者では取り扱わない物件を得意とする業者がいますので、あきらめず一度ご相談いただければと思います。
私から相手方らへ遺産分割協議の申し入れをしましたが、残念ながら、まったく反応を得られませんでした。そこで遺産分割調停を申し立てることといたしました。
遺産分割調停においては、相手方らとしては不動産の維持を希望しましたが、代償金としてローンを組むことや他の方法として金策ができるか曖昧な様子でした。
そこで、こちらも不動産の一部を単独取得し、相手方らがどうしても現物での取得を希望する不動産については、こちらの持ち分を一定割合入れ、相手方らの代償金の金策を待ち、一定期間が過ぎても金策ができなければ換価分割する形での調停条項にて解決しました。
なお、結局、相手方らの金策はかないませんでしたので、調停条項に従い、当該不動産の売却に進むことになりました。当該不動産は他の建物との接合のほか、さまざまなハードルがあったため、不動産の買主探しには多くの方々のご助力をいただきましたが、何とか買主を見つけることができ、無事、売買契約が成立しました。
ケース3
【相談内容】
ご相談者様は、相続発生前に、親族間において「自分は、相続分は要らない」と話をしてしまっていましたが、その後の事情の変化や他の相続人らの不遜な態度から、やはり相続分を主張したいと考えるに至りました。
【解決】
まずは、ご相談者様が従前「自分は相続分は要らない」と話していた時の状況をよく聞きとり、法的に問題がないか、また、態度の変更に関する事情をまとめたうえで、交渉に臨みました。
相手方らとしては不服な様子でしたが、裁判になったときの見通しを相手方らにも伝えつつ、相手方らの考えや事情にもよく耳を傾け、交渉が決裂しないよう配慮し、慎重に協議を進めました。
不動産や保険の分配方法についても、各人の希望を柔軟に反映させる分割案を提示。結果、裁判を経ることなく、依頼者の希望通り(約6,800万円取得)の遺産分割協議書の作成に至り、かつ、相手方も最終的には納得した様子で、円満に解決できました。
事務所概要
代表弁護士 | 上原子 将巨 |
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所属団体 | 第二東京弁護士会 |