片山法律事務所

\まずはお悩みをお聞かせください/
  • 対応地域

    山口県

  • 住所

    山口県下関市南部町22-25 共栄火災ビル2階

  • アクセス

    最寄り駅:山陽本線「下関駅」/アクセス:バス10分(「唐戸バス停」から徒歩3分)

  • 営業時間

    (平日)9:00〜17:00 (土日祝)対応不可

  • 定休日

    土曜日・日曜日・祝日

  • 対応分野

    遺産分割、相続手続、遺言、遺留分、相続放棄、戸籍収集、銀行手続き、相続調査、相続登記、生前贈与、紛争・争続、事業承継、家族信託、成年後見

小回りの利いたサービスを心がけています。

当事務所は、弁護士2名、事務員3名から成る小規模な事務所です。

大手事務所には物量ではかなわないところもあり、扱うことのできる案件の数・種類にも限界があります。

しかしながら、小規模事務所だからこそできる小回りの利いた、一人一人の事情に合わせたオーダーメイドのサービスを心がけています。

料金体系

遺産分割

経済的利益の20%(着手金10%、報酬10%)
見込まれる業務量、時間等により増減します。

公正証書遺言

110,000円~
内容の複雑さ、財産の多寡等によって増減します。

相続放棄

110,000円~
同順位の相続人が同時に相続放棄する場合は、2人目から1人あたり50%減額します。

相続手続代行

相続財産の1%~5%程度
ただし、最低金額は330,000円です。

過去の相談事例

相続人が10人以上!一体どこから手を付けたらいいのでしょう?(依頼者:60代男性)

【相談内容】

遠縁の親族が死亡し、遺産は相応にあるものの、相続人が10人以上いて話をまとめるのも容易ではないし、多数の預貯金口座、証券口座、不動産、生命保険等に分かれていて、どこから手をつけたら良いかも分からない。

【解決】

全相続人に連絡をとり全員から承諾を取り付けた上で、相続手続を当事務所で代行した。

全ての預貯金口座・証券口座を解約するとともに、当事務所と取引のある不動産業者を通じて不動産を売却し、代金を当事務所の預り金口座にまとめていった。

並行して全相続人と連絡をとって遺産分割協議をとりまとめ、その結果に基づき預り金口座から送金して解決した。

行方不明の相続人がいるのですけど。(依頼者:60代女性)

【相談内容】

親が死亡し多額の遺産があり、相続手続をしなければならないが、兄弟とは長年疎遠で、今どこにいるかも分からない。どうしたらいいか。

【解決】

戸籍から兄弟の住民票所在地をたどり、当事務所から書面を送付したものの何ら応答がない。

調査会社に依頼して現地調査をしてもらったところ、どうも住所地に居住実態がなさそうなことが判明した。

そこで、同地の家庭裁判所に不在者財産管理人の選任を申し立てた。

家庭裁判所が調査したところ、同地に居住していることが判明したため、不在者財産管理人の選任申立を取り下げた。

あらためて兄弟の住所地の家庭裁判所に遺産分割調停を申し立て、裁判所から期日の通知がなされたものの、兄弟は何ら応答がない。

裁判所は、相続発生地の家庭裁判所に事件を移送し、その裁判所で審判が出された。

審判により相続手続を行えるようになり、引き続き当事務所で相続手続を代行して解決した。

非協力的な相続人のせいで、このままだと子どもたちに迷惑が…。(依頼者:60代女性)

【相談内容】

昭和20年代に死亡した祖父名義の土地がある。

司法書士に調べてもらったところ、相続人は20人近くいて、書面を送ってもらい大多数からは回答があったものの、残る数名から何らの回答もなく名義変更ができない。

このまま私が死んでしまえば子どもたちに迷惑がかかるので、費用がかかってもいいから私の代でカタをつけたい。

【解決】

20人近くの相続人を相手方として、遺産分割調停を申し立てた。

裁判所からの書類にはびっくりしたのか全員から応答があり、調停を進めた。

大多数の相続人は調停からの排除手続をとり、残る数名も不動産の名義変更に応じてくれる内容の調停が成立した。

事務所概要

代表弁護士 片山 智宏
所属団体 山口県弁護士会
事務所設立 2014年11月設立

所属弁護士

弁護士 片山 智宏
経歴
  • 早稲田大学法学部卒、日本大学大学院法務研究科卒
  • 2008年 弁護士登録
  • 2008年~2014年10月 弁護士法人ラグーン所属
  • 2014年11月~現在 片山法律事務所 所長
肩書・資格 所長、中小企業経営力強化支援法に基づく経営革新等支援機関

片山法律事務所へのアクセス

山口県下関市南部町22-25 共栄火災ビル2階

「まずは実際にお話しましょう」高齢化問題に立ち向かう下関の町弁

高齢化問題に関心を持ち、終活セミナーなどを開催している片山 智宏先生。成年後見人なども数多く請け負っているそうです。「終活についても自分一人でやるのは大変なので、相談に来て欲しい」とのこと。

今回はこれまで対応した事例や、弁護士探しのアドバイスを伺いました。

特に高齢者関連の相談が多い

―相続に限らず、どういった分野の案件を対応されていますか?

うちはいわゆる町弁ですから、専門分野があるというより分野に限らずご依頼を受けています。中でも多いのは、中小企業の経営者の方からのご依頼とか、借金問題、終活、高齢者関係の案件ですね。

特に、下関市は少子高齢化が全国でも進んでいて。そういった背景もあって、高齢者関連の案件は私が受ける案件の6割くらいになると思います。その中でも成年後見の依頼が多いですね。

成年後見の案件数では下関市内で3本の指に入るんじゃないでしょうか。成年後見人は家庭裁判所が選定するのですが、裁判所が使いやすい人を選んでいるのかもしれないですね(笑)

特殊な状況の相続を解決した経験あり

商工会議所で出会ったデザイナーに依頼したロゴマーク。

―これまで解決した相続の事例を伺えますか?

行方不明の相続人を探し回った事例

印象的なものだと、相続人である兄弟が行方不明なので探してほしいという依頼ですね。

依頼者はその相続人とは長年疎遠。住民票が近畿地方のとある都市にあったので、郵便を送ったが届かない。

そこで探偵を使って調査したのですが見つからない。なんとか関東地方に住んでいると判明して書面で通知を送りましたが、反応がありませんでした。そこでその地域の家庭裁判所に、不在者財産管理人の選任の申し立てをしました。

不在者財産管理人
管理人従来の住所又は居所を去り,容易に戻る見込みのない者(不在者)に財産管理人がいない場合に,家庭裁判所は,申立てにより,不在者自身や不在者の財産について利害関係を有する第三者の利益を保護するため,財産管理人選任等の処分を行うことができます。引用:裁判所

その後、家庭裁判所がその住所を調査したところ、兄弟が居住していることが判明。そのため不在者財産管理人の選任の申し立てを取り下げました。

改めて相続発生地である近畿地方の家庭裁判所に遺産分割審判の申し立てをしたところ、裁判所から兄弟の住所地である関東でも調停を申し立てをするように言われて再び申し立てをし、結局、調停にも出頭せず不成立となって、今度はまた近畿地方の裁判所で別の審判することになり…。というふうに日本を西へ東へ、1年くらい裁判所をたらい回しにされました。

その審判によってようやく相続手続きができるようになり、私が手続きを代行することで解決しました。

法律的に難しいことは何もなかったんですが、そもそも遺産分割が始められない。弁護士人生で、1度あるかないかのインパクトのある案件でしたね。

相続人がいない人の遺産整理をした事例

他には、相続人がいない方の遺産整理を行ったこともあります。この案件は相続財産管理人として関わりました。

相続財産管理人
相続人の存在,不存在が明らかでないとき(相続人全員が相続放棄をして,結果として相続する者がいなくなった場合も含まれる。)には,家庭裁判所は,申立てにより,相続財産の管理人を選任します。相続財産管理人は,被相続人(亡くなった方)の債権者等に対して被相続人の債務を支払うなどして清算を行い,清算後残った財産を国庫に帰属させることになります。引用:裁判所

亡くなったのは、ある程度の資産を持っている方。家や土地、預貯金などが残されていましたが、遺言書がない状況で病気で急死してしまいました。

自宅にはたくさん物が残っていたので、それを処理して自宅を売却。遠方にある土地も売却しました。

売却したお金は、借金があればその支払いをします。それでも財産が残れば、被相続人が特に親しくしていた人に配分します。ちなみにお金はすべて渡せるわけではなく、裁判所が決定した金額のみです。

配分してもあまったお金は、国庫に収められることになります。この案件では最後に何千万円も残りましたが、すべて国庫に収めました。

この亡くなった方は元気なうちは「遺言書作るよ」と言っていたようなんですが、急死してしまったので作られず…。相続人がいない場合は、遺言書がないと自分の思い通りに財産が分配できないという教訓になりました。

―相続人がいない場合の遺言書は、どういった内容になるんでしょうか?

例えば、お世話になった方や、親しい友人に相続するという内容にする方もいます。またユニセフ・赤十字などの慈善団体や、自分の母校に寄付するという方法もあります。

そうしないとすべて国庫に入ってしまうので。国に渡すよりも、友人や自分で選んだ団体に寄付した方が良いと考える方が多いですね。

自分が把握できる範囲だから柔軟に対応できる

地域に根差した町弁(まちべん)として、さまざまな相談に応じている。

―以前に所属していた事務所から、独立したきっかけを伺ってもよろしいですか?

私は当時、商工会議所の青年部に所属していまして。社長さんとかその候補の方とか、個人事業主の方とかと接する機会が多いんですね。そういう人を見ていると、自分一人で活動するのも楽しそうだなと思ったんです。

前の事務所では7名くらいの弁護士が所属していましたが、それぞれの仕事が私には見えない。同じ事務所で、私が把握していない仕事をするのはどうかなと感じるようになりました。私は自分の名前が入っているものは、自分でチェックしたいと思うタイプなので。

なので今は自分で把握できる範囲で、こじんまりと活動をしています。

それに小さい事務所ならではの長所もありますね。例えば旅行にいったとして、大きいホテルは設備がよかったり、サービスが安定していますよね。でも柔軟な個別対応は難しいことが多い。

家族経営のホテルとか小規模な旅館の方が、「この料理を夜食で持ってきて」とリクエストしてもすぐに持ってきてくれることが多いですよね。融通が効いて臨機応変に対応してくれる。

当事務所は、そのような小規模で柔軟な対応を目指しています。

ネットの情報に惑わされず、直接話してみる

―弁護士探しをしている方にアドバイスをいただけますか?

ネットで探した弁護士でも、まずは一度相談することをおすすめします。弁護士から見た評価と、ネットでのお客様からの評価が異なることが多々ありますから。

ホームページはきれいでも、同業者である弁護士からの評判は良くないということもあります。

それに波長が合う・合わないがあると思います。実際に会って話してみて、気持ちよく話せる人が良いと思います。会ってみて「違うな」と思えば、別の弁護士に相談してみてください。

弁護士にも得意分野があります。私は下関の弁護士であれば、ほとんど把握していますので「この分野だったらあの弁護士が得意だな」と思えば、別の弁護士をご紹介することもありますね。

あとネットで調べて上手くいくと思ったら、実際にはそんなに簡単にいかないことも多いです。例えば寄与分(被相続人の財産の維持・増加に貢献した相続人に、相続分を増やすこと)。審判で寄与分の主張が認められることはかなりまれと思っていいです。これは弁護士歴30年以上の大先輩も同じことを言っていました。

そのため、裁判まで行かずに遺産分割調停で多めにもらえるように交渉します。裁判ではほとんど法定相続分での分割になりますから。

そういった上手く交渉を進める方法のノウハウもありますし、まずは相談に来てほしいですね。

―大変勉強になりました!ありがとうございました。

double_arrow