路線価の調べ方、見方や計算例をわかりやすく解説!

路線価の調べ方

土地を相続する機会は少ないので、何から手をつければ良いか疑問ですよね。まずは、土地の相続税評価額を算出し、遺産の総額に相続税がかかるかを調べる必要があります。

面倒だからといって放置していると、相続税の申告期限(相続開始を知った日の翌日から10か月以内)に間に合わないことも…。相続税の計算には時間がかかるので早めに取り掛かると安心です。

今回は、土地の相続税評価額を出すために、まずは知っておきたい路線価とその計算例を紹介します。土地の相続を予定している人は是非、参考にしてください。

[ご注意]
記事は、公開日(2020年8月27日)時点における法令等に基づいています。
公開日以降の法令の改正等により、記事の内容が現状にそぐわなくなっている場合がございます。
法的手続等を行う際は、弁護士、税理士その他の専門家に最新の法令等について確認することをおすすめします。

路線価の調べ方

路線価図の開き方

路線価は、路線価図に記載されています。

路線価図は、次の手順で開くことができます。

  1. 国税庁の「財産評価基準書」のサイトにアクセス
  2. 相続又は贈与によって土地を取得した年のボタンをクリック
  3. 土地のある都道府県をクリック
  4. 「路線価図」という文字をクリック
  5. 土地のある市区町村をクリック
  6. 土地のある町丁の右の数字(路線価図ページ番号)をクリック
    ※一つの町丁に対して右の数字が複数ある場合は、順にクリックして土地が掲載されている路線価図ページを探す

出典:国税庁「路線価図・評価倍率表」

路線価図の見方

そうすると、下のような路線価図が開けたと思います。


出典:国税庁「路線図の説明」
評価対象地が接している路線の記号をご確認ください。

路線価がない場合

評価対象地が面する路線に記号が表示されていない場合は、次の2つの可能性がありえます。

  1. 路線価ではなく評価倍率によって評価すべき倍率地域である
  2. 路線価地域ではあるが、路線価が設定されていない

まず、1の可能性から当たってみます。

路線価地域と倍率地域の調べ方については、関連記事の「倍率地域か路線価地域か調べる方法」の項目をご覧ください。

路線価地域であるが路線価が設定されていない場合の対処法については、こちらの記事をご参照ください。

2以上の路線に面する場合

2以上の路線に接している場合は、接しているすべての路線の記号をご確認ください。

数字が路線価を表している

記号の中央に、数字とアルファベットの組み合わせが記載されているでしょう。この数字が千円単位の路線価を表しています。

例えば、「215D」と記載されていれば、その土地の路線価は、21万5,000円ということになります。

アルファベットは借地権割合

なお、アルファベットは借地権割合を表しています。

借地権割合は自用地(所有者が自分で使用している土地)の評価には使いません。借地権、貸宅地、貸家建付地などを評価する際に使用します。

簡単な計算例

簡単な計算例をご紹介します。

なお、事例で使用される奥行価格補正率、側方路線影響加算率についてはそれぞれ関連記事をご覧ください。

土地の評価額の計算については理解の難しい仕組みや制度がたくさんあります。正しく、そして不利益が出ないようにするために、ぜひ専門家に相談してみることをご検討ください。

一路線に面する宅地


出典:国税庁「路線図の説明」

自用地の価額

借地権の価額

ニ路面に面する宅地


出典:国税庁「路線図の説明」

自用地の価額

借地権の価額

路線価の詳しい計算方法

路線価方式による詳しい計算方法についてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

以上、路線価の調べ方と路線価図の見方について説明しました。

路線価方式は、税理士でも土地評価の経験があまりない場合は、最大限の評価減を引き出すことは難しいものです。

ましてや、一般の方がご自分で評価すると、評価方法を誤り税務調査によって過少申告が指摘され追徴課税がなされたり、反対に高く評価してしまい税額も高くなってしまったり(この場合、税務署は「もっと安くなりますよ」とは言ってくれません)といったケースが生じるおそれが極めて高いでしょう。

土地の評価に精通した税理士なら、あらゆる評価減の制度を駆使して、評価額を目一杯下げることが可能です。路線価地域の場合は特に、土地の評価に精通した税理士に相談して進めることをお勧めします。

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この記事を書いた人

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